酸素ルームは安全なのか
- 解説 酸素ルーム
【酸素ルームの安全性とリスク】
どんなものでもメリットがあれば、デメリットが出てくるものです。例えば酸素ルームにしても、使いかたを誤れば意味はありません。正しい使いかたを理解し、必要な状況で利用することこそ、メリットを最大化させるポイントです。
例えば酸素は、燃えやすいという印象があるでしょう。そのため管理する環境はとてもデリケートです。どこでも使えるというものではありません。
さらに昨今注目される活性酸素ということも出てきます。このようなデメリットも含めて酸素ルームをどのように活用して行くのか考えてみる必要があるでしょう。
【酸素ルームと耳抜き】
酸素ルームは、気圧を高めた環境の中で、液体である血液の中に液体である酸素を溶け込みやすくするための装置です。気圧を高めるということは、飛行機で離陸する時やダイビングのような変化が体に現れます。
その人として皆さんが理解しやすいのが耳の変化です。なんとなく詰まったような感覚が出てくる為、酸素ルームを利用する際には耳抜きが欠かせません。
顎を動かしたり、つばを飲み込んでみたりすることで、耳の中にある気圧に対応できない空気を外に出し、適応することができます。うまくできないと航空性中耳炎のような状態になる可能性もあるため注意が必要です。

これは利用前に注意がなされますが、酷いアレルギー性鼻炎や中耳炎を患っている場合は控えなければいけません。インスリン注射をしている方は、利用しない方がいいでしょう。
妊婦の方も利用は控えるべきです。どのような変化が生じるか、将来的な予測がつかなくなるリスクを考えても、無理して酸素カプセルを使う必要はないでしょう。
【活性酸素との関係】
美容だけでなく、健康に影響を与えるとして注目されるようになってきたのが、活性酸素です。活性酸素という名前のとおり、酸素とは強い結びつきがあります。
ですが、活性酸素はすべて悪いわけではありません。

活性酸素は体の細胞を傷つけるということで、高いリスクがあるとされてきました。ですが通常の酸素ルームでは、活性酸素が増えるようなことはありません。活性酸素が急増してしまうような状況というのは、気圧で見ても2気圧以上の環境です。医療施設のようなところでしか、許可されないレベルということを覚えておいてください。
仮に活性酸素ができても、人間の体には抗酸化作用があります。通常の酸素ルームの中では、抗酸化作用とバランスが取れるため心配はいりません。
逆に酸素ルームの中では、人間の体の中の抗酸化酵素が活性化して行きます。体の酸素量が増えていくと、人間の体は対応しようとします。当然活性酸素も生まれてくるわけですが、排除するために対応する抗酸化酵素も生み出して行くのです。
これは人間が持つ防御機能の一つ。こうした機能を活性させてくれることで、安全に利用できるといえます。
